軍隊における階級呼称一覧

意味・説明・定義・用語集

軍隊における階級呼称一覧

ある国の軍隊における階級かいきゅう)は、その軍隊の歴史と密接な関係がある。ヨーロッパ諸国の陸海軍において階級は職名と同一であった事から、海軍とその他の軍での階級名は大きく異なる場合が多い。旧日本軍の階級呼称は明治初期に制定されたもので、「佐」や「尉」といった字は律令制五衛府などの官職名から取られた。また、「将」や「曹」の字も同様に令外官である近衛府の官職名から取られた。

旧日本陸軍の階級構成は明治初期にはフランス式の軍制を採用していたが、明治19年頃からフランス式からドイツ式の軍制に転換を行っている。また、旧日本海軍では英国式の軍制を導入していた。

主要な階級: 元帥・大将・中将・少将・准将・大佐・中佐・少佐・大尉・中尉・少尉・准尉・特務曹長・曹長・軍曹・伍長・兵長・上等兵・一等兵・二等兵

階級符号

北米と西欧の多国間軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)では、標準化合意書で「NATO軍人階級符号」(the NATO codes for grades of military personnel)を制定している。標準化合意書の別表では加盟各国の軍隊の階級とNATO階級符号との対応が定められている。

  • 士官: OF-1からOF-10。英語のOfficerに由来する。
  • 任官の辞令が出ているが未就任の士官: OF(D)。英語のOfficer Designateに由来する。
  • 准士官: WO-1からWO-5。英語のWarrant Officerに由来する。
  • その他の階級: OR-1からOR-9。英語のOther Rankに由来する。

NATOではOR-5からOR-9に含まれる階級は下士官とみなされるが、加盟各国の軍隊の下士官の範囲とは必ずしも一致しない。なお、一般的には准士官は士官待遇の下士官とされているので准士官は「その他の階級」に含まれるが、アメリカ軍の准士官は少尉と下士官の間の「士官」にも「その他の階級」にも含まれない全く別の階級であるため階級符号も別に設けられている。

アメリカ軍では軍人の基本給と階級の対応付けに使用する国内標準として給与等級(pay grade)を定めている。

  • 士官: O-1からO-11。英語のOfficerに由来する。O-1とO-2はNATO階級符号のOF-1に、O-3以上はそれぞれNATO階級符号OF-2以上に相当する。
  • 准士官: W-1からW-5。英語のWarrant Officerに由来する。W-1からW-5はそれぞれNATO階級符号のWO-1からWO-5に相当する。
  • 下士官兵: E-1からE-9。英語のEnlisted personに由来する。E-1からE-9はそれぞれNATO階級符号のOR-1からOR-9に相当する。

アメリカ軍ではE-5以上が下士官である。E-4には下士官と兵の両方がある。

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元帥

軍全体の総司令官など。旧日本軍では元帥は階級ではなく、陸海軍大将のうち特に功績のあった者に与えられる称号であった。

元帥に相当する階級呼称の一覧
  元帥
NATO階級符号 OF-10
日本軍 元帥1
中国人民解放軍 一级上将2(一級上将)
ドイツ帝国陸軍 Generalfeldmarschall
ドイツ帝国海軍 Großadmiral
大ドイツ国国防軍陸軍   Generalfeldmarschall
大ドイツ国国防軍空軍 Reichsmarschall des Großdeutschen Reiches (大ドイツ国国家元帥)
大ドイツ国国防軍海軍   Großadmiral
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Reichsführer-SS (親衛隊長官)
フランス陸軍 Maréchal de France3 (フランス元帥)
フランス空軍
フランス海軍 Amiral de France3 (フランス元帥)
英国海軍 Admiral of the Fleet4
英国陸軍 Field Marshal4
英国空軍 Marshal of the Royal Air Force4
朝鮮人民軍陸軍 大元帥 共和國元帥 人民軍元帥 次帥
朝鮮人民軍海軍  
朝鮮人民軍空軍
韓国軍 元帥5
ロシア帝国陸軍 Генерал-фельмаршал
ロシア帝国海軍 Генерал-адмирал
ソビエト連邦陸軍 Генералиссимо Советского Союза (ソビエト連邦大元帥) Маршал Советского Союза (ソビエト連邦元帥) Главный Маршал6 (兵科主帥)
ソビエト連邦空軍 Главный Маршал авиации (空軍主帥)
ソビエト連邦海軍 Адмирал флoта Советского Союза7 (ソビエト連邦元帥)
ロシア連邦陸軍 Маршал Российской Федерации (ロシア連邦元帥)
ロシア連邦海軍 Адмирал флoта Российской Федерации (ロシア連邦元帥)
中華民国軍 特級上將
アメリカ陸軍 General of the Army8
アメリカ海軍 Fleet Admiral8
アメリカ空軍 General of the Air Force8

上に記した表の注釈

  1. 日本軍の「帝国元帥」は、階級ではなく元帥府に列せられた大将に親授された称号。
  2. 中国人民解放軍にはかつて中华人民共和国大元帅(中華人民共和国大元帥)中华人民共和国元帅(中華人民共和国元帥)があったが、文化大革命にともない1965年に廃止。
  3. フランス軍のMaréchal de France及びAmiral de Franceは、階級ではなく称号。
  4. 英国軍のAdmiral of the FleetField Marshal及びMarshal of the Royal Air Forceは、戦時または名誉昇任の階級。
  5. 韓国軍の元帥は、戦時のみの合同参謀総長の階級。
  6. ソビエト連邦軍のГлавный Маршалは、後に兵科名がつく。
  7. ソビエト連邦海軍のАдмирал флoта Советского Союзаは、1950年代初頭に導入。
  8. アメリカ軍のGeneral of the ArmyFleet Admiral及びGeneral of the Air Forceは、戦時のみの階級。海兵隊には元帥位は存在しない。
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将官

陸軍では旅団(または師団軍団)以上の部隊、海軍では艦隊の司令官など。陸軍大将以下少将、海軍大将以下、少将までの階級が将官に属す。米国など准将の階級も置かれている国もあり、その国の階級制度によって代将(Commodore)と呼ばれる場合もある。

自衛隊では、公式には大将に相当する階級はないが、統合幕僚会議議長や幕僚長の職にある将は階級章などでは大将格の扱いをうける。大将に相当する「階級」がないのは、旧日本軍の大将は親任官として国務大臣に準ずる格付け(元帥は国務大臣と同格)とされていたことに関係する。つまり、国務大臣防衛庁長官とほぼ同格である大将に相当する階級があると、文民統制に際して指揮系統に不都合があるという理由である。一方、統合幕僚会議議長や幕僚長の階級章が大将格であるのは、同盟国であるアメリカの軍隊との関係上、部隊の運用で支障をきたすという理由である。なお、文民統制が行われている外国では元帥や大将の相当官は次官級。

将官の階級呼称の一覧
  大将 中将 少将 准将
NATO階級符号 OF-9 OF-8 OF-7 OF-6
日本軍 大将 中将 少将  
陸上自衛隊 統合幕僚会議議長1及び陸上幕僚長たる陸将(General2) 陸将(Lieutenant General2) 陸将補(Major General2)  
海上自衛隊 統合幕僚会議議長1及び海上幕僚長たる海将(Admiral2) 海将(Vice Admiral2) 海将補(Rear Admiral2)
航空自衛隊 統合幕僚会議議長1及び航空幕僚長たる空将(General2) 空将(Lieutenant General2) 空将補(Major General2)
中国人民解放軍 上将3 中将 少将 大校4
ドイツ帝国陸軍 Generaloberst General der Infanterie5 Generalleutnant Generalmajor
大ドイツ国国防軍陸軍
大ドイツ国国防軍空軍 General der Flieger
ドイツ帝国海軍 Generaladmiral Admiral Vizeadmiral Konteradmiral
大ドイツ国国防軍海軍
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Oberstgruppenführer
(最上級集団指揮官)
Obergruppenführer
(上級集団指揮官)
Gruppenführer
(集団指揮官)
Brigadeführer
(旅団指揮官)
ドイツ連邦軍陸軍 General6 Generalleutnant Generalmajor Brigadegeneral
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Admiral6 Vizeadmiral Konteradmiral Flottillenadmiral7
フランス陸軍 Général d'armée Général de corps d'armée Général de division Général de brigade
フランス海軍 Amiral Vice-amiral d'escadre8 Vice-amiral8 Contre-amiral8
フランス空軍 Général d'armée aérienne Général de corps aérien Général de division aérienne Général de brigade aérienne
英国海軍 Admiral Vice Admiral Rear Admiral Commodore9
英国海兵隊 General Lieutenant General Major General Brigadier9
英国陸軍
英国空軍 Air Chief Marshal Air Marshal Air Vice Marshal Air Commodore9
朝鮮人民軍 大將 上將 中將 少將
韓国軍 大將 中將 少將 準將
ロシア帝国陸軍 Генерал от инфантерии10 (General ot infanterii11) Генерал-поручик (General-poruchik11) Генерал-майор (General-major11) Бригадир12 (Brigadir11)
ロシア帝国海軍 Адмирал (Admiral11) Вице-адмирал (Vice-admiral11) Контр-адмирал (Kontr-admiral11) Капитан-командор13 (Kapitan-komandor11)
ソビエト連邦陸軍 Генерал армии (General armii11) Генерал-полковник (General-polkovnik11) Генерал-лейтенант (General-lejtenant11) Генерал-майор (General-major11)
ソビエト連邦空軍 Маршал авиации (Marshal aviacii11)
ソビエト連邦海軍 Адмирал флoта14 (Admiral flota11) Адмирал (Admiral11) Вице-адмирал (Vice-admiral11) Контр-адмирал (Kontr-admiral11)
ロシア連邦陸軍 Генерал армии (General armii11) Генерал-полковник (General-polkovnik11) Генерал-лейтенант (General-lejtenant11) Генерал-майор (General-major11)
ロシア連邦空軍
ロシア連邦海軍 Адмирал флoта (Admiral flota11) Адмирал (Admiral11) Вице-адмирал (Vice-admiral11) Контр-адмирал (Kontr-admiral11)
中華民国陸軍 一級上將 二級上將 中將 少將
中華民国空軍
中華民国海軍陸戦隊  
中華民国海軍 上將 中將 少將 代將
アメリカ陸軍 General Lieutenant General Major General Brigadier General
アメリカ空軍
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Admiral Vice Admiral Rear Admiral Upper Half Rear Admiral Lower Half
上に記した表の注釈
  1. 統合幕僚会議議長は、その出身自衛隊の幕僚長と同一の階級呼称を使用する。
  2. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  3. 中国人民解放軍にはかつて大将の階級が上将の上にあったが、文化大革命にともない1965年に廃止。
  4. 中国人民解放軍の大校は、将官ではなく佐官(中国語では校官)。
  5. ドイツ帝国陸軍及び大ドイツ国国防軍陸軍の歩兵団ではGeneral der Infanterie、砲兵団ではGeneral der Artillerie、騎兵団ではGeneral der Kavallerie、工兵団ではGeneral der Pioniere、通信兵団ではGeneral der Fernmeldetruppen、輜重兵団ではGeneral des Nachschub、山岳兵団ではGeneral der Gebirgstruppe、機甲兵団ではGeneral der Panzertruppe
  6. ドイツ連邦軍陸軍とドイツ連邦軍空軍のGeneral及びドイツ連邦軍海軍のAdmiralは、1962年導入。
  7. ドイツ連邦軍海軍のFlottillenadmiralの英語表記はRear Admiral (Lower half)
  8. 1975年6月30日のNATO標準化合意書では、フランス海軍は以下のような階級構成を採っていたが1992年に改定。
    OF-8: Vice-amiral d'escadre、及びVice-amiral
    OF-7: Contre-amiral
    OF-6: Capitaine de vaisseau chef de division (代将)
  9. 英国海軍のCommodore、英国海兵隊と英国陸軍のBrigadier、および英国空軍のAir Commodoreは、将官ではなく佐官。
  10. ロシア帝国陸軍の歩兵団ではГенерал от инфантерии、砲兵団ではГенерал от артилерии、騎兵団ではГенерал от кавалерии
  11. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  12. ロシア帝国陸軍のБригадирは1798年に廃止。また、将官ではなく佐官。
  13. ロシア帝国海軍のКапитан-командорは1826年に廃止。また、将官ではなく佐官、つまり代将。
  14. ソビエト連邦海軍のАдмирал флoтаは1944年に導入。
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佐官

陸軍では連隊から大隊程度の部隊の指揮官、海軍では艦長、副長、機関長、砲雷長、航海長など、空軍では航空団、作戦群、飛行大隊程度の部隊の指揮官。

佐官の階級呼称の一覧
  大佐 中佐 少佐
NATO階級符号 OF-5 OF-4 OF-3
日本軍 大佐1 中佐 少佐
陸上自衛隊 一等陸佐(Colonel2) 二等陸佐(Lieutenant Colonel2) 三等陸佐(Major2)
海上自衛隊 一等海佐(Captain2) 二等海佐(Commander2) 三等海佐(Lieutenant Commander2)
航空自衛隊 一等空佐(Colonel2) 二等空佐(Lieutenant Colonel2) 三等空佐(Major2)
中国人民解放軍 上校3 中校 少校
ドイツ帝国陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
ドイツ帝国海軍 Kapitän zur See Fregattenkapitän Korvettenkapitän
大ドイツ国国防軍陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
大ドイツ国国防軍空軍
大ドイツ国国防軍海軍 Kommodore Kapitän zur See Fregattenkapitän Korvettenkapitän
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Oberführer
(上級指揮官)
Standartenführer
(連隊指揮官)
Obersturmbannführer
(上級大隊指揮官)
Sturmbannführer
(大隊指揮官)
ドイツ連邦軍陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Kapitän zur See Fregattenkapitän Korvettenkapitän4
フランス陸軍 Colonel Lieutenant-colonel Commandant5
フランス空軍
フランス海軍 Capitaine de vaisseau Capitaine de frégate Capitaine de corvette
英国海軍 Captain Commander Lieutenant Commander
英国海兵隊 Colonel Lieutenant Colonel Major
英国陸軍
英国空軍 Group Captain Wing Commander Squadron Leader
朝鮮人民軍 大佐 上佐 中佐 少佐
韓国軍 大領 中領 少領
ロシア帝国陸軍 Полковник (Polkovnik6) Подполковник (Podpolkovnik6) Капитан7 (Kapitan6) /
Ротмистр8 (Rotmistr6)
ロシア帝国海軍 Капитан первого ранга (Kapitan pervogo ranga6) Капитан второго ранга (Kapitan vtorogo ranga6) Капитан-лейтенант9 (Kapitan-lejtenant6)
ロシア連邦陸軍 Полковник (Polkovnik5) Подполковник (Podpolkovnik5) Майор (Major5)
ロシア連邦空軍
ロシア連邦海軍 Капитан первого ранга (Kapitan pervogo ranga5) Капитан второго ранга (Kapitan vtorogo ranga5) Капитан третьего ранга (Kapitan tretyego ranga5)
中華民国軍 上校 中校 少校
アメリカ陸軍 Colonel Lieutenant Colonel Major
アメリカ空軍
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Captain Commander Lieutenant Commander
上に記した表の注釈
  1. 大佐は陸軍では「タイサ」とよみ、海軍では「ダイサ」とよむ。
  2. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  3. 中国人民解放軍には大校の階級が、上校の上にある。
  4. ドイツ連邦軍海軍の"Korvettenkapitän"の英語表記は"Commander (Junior grade)"
  5. フランス陸軍の"Commandant"は、歩兵隊、工兵隊、信号兵隊では: "Chef de bataillon"、機甲兵隊、騎兵隊では: "Chef d'escadrons"、憲兵隊、砲兵隊、輜重兵隊では: "Chef d'escadron"である。とはいえ、この階級の士官に呼びかけるときは陸軍の全兵科で"Mon Commandant"である。
  6. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  7. ロシア帝国陸軍のМайорは1884に廃止され、尉官のКапитанРотмистрが昇格。
  8. ロシア帝国陸軍のКапитанは騎兵隊と騎馬輜重兵団ではРотмистр
  9. ロシア帝国海軍のКапитан-лейтенантは1884に廃止され、1907年に再導入、1912年にСтарший лейтенант (Starshij lejtenant)へ改称。
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尉官

陸軍では中隊以下の部隊の指揮官など、海軍では航海士、砲雷士、機関士など、空軍では飛行中隊以下の部隊の指揮官など。

尉官の階級呼称の一覧
  大尉 中尉 少尉
NATO階級符号 OF-2 OF-1
日本軍 大尉1 中尉 少尉
陸上自衛隊 一等陸尉(Captain2) 二等陸尉(First Lieutenant2) 三等陸尉(Second Lieutenant2)
海上自衛隊 一等海尉(Lieutenant2) 二等海尉(Lieutenant Junior Grade2) 三等海尉(Ensign2)
航空自衛隊 一等空尉(Captain2) 二等空尉(First Lieutenant2) 三等空尉(Second Lieutenant2)
中国人民解放軍 上尉3 中尉 少尉
ドイツ帝国陸軍 Hauptmann /
Rittmeister4
Oberleutnant Leutnant
大ドイツ国国防軍陸軍
大ドイツ国国防軍空軍 Hauptmann
ドイツ帝国海軍 Kapitänleutnant Oberleutnant zur See Leutnant zur See
大ドイツ国国防軍海軍
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Hauptsturmführer
(高級中隊指揮官)
Obersturmführer
(上級中隊指揮官)
Untersturmführer
(下級中隊指揮官)
ドイツ連邦軍陸軍 Stabshauptmann5 Hauptmann Oberleutnant Leutnant
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Stabskapitänleutnant5 Kapitänleutnant Oberleutnant zur See Leutnant zur See
フランス陸軍 Capitaine Lieutenant Sous-lieutenant
フランス空軍
フランス海軍 Lieutenant de vaisseau Enseigne de vaisseau de première classe Enseigne de vaisseau de deuxième classe
英国海軍 Lieutenant Sub-Lieutenant
英国海兵隊 Captain Lieutenant Second Lieutenant
英国陸軍
英国空軍 Flight Lieutenant Flying Officer Pilot Officer
朝鮮人民軍 大尉 上尉 中尉 少尉
韓国軍 大尉 中尉 少尉
ロシア帝国陸軍 Штабс-капитан6 (Shtabs-kapitan7) /
Штабс-ротмистр8 (Shtabs-rotmistr7)
Поручик (Poruchik7) Подпоручик (Podporuchik7) /
Корнет (Kornet7)
Прапорщик (Praporsshik7)
ロシア帝国海軍 Лейтенант (Lejtenant7)   Мичман (Michman7)  
ロシア連邦陸軍 Капитан (Kapitan7) Старший лейтенант (Starshij lejtenant7) Лейтенант (Lejtenant7) Младший лейтенант (Mladshij lejtenant7)
ロシア連邦空軍
ロシア連邦海軍 Капитан-лейтенант (Kapitan-lejtenant7)
中華民国軍 上尉 中尉 少尉
アメリカ陸軍 Captain First Lieutenant Second Lieutenant
アメリカ空軍
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Lieutenant Lieutenant Junior Grade Ensign
上に記した表の注釈
  1. 大尉は陸軍では「タイイ」とよみ、海軍では「ダイイ」とよむ。
  2. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  3. 中国人民解放軍にはかつて大尉の階級が上尉の上にあったが、1965年に廃止。
  4. ドイツ帝国陸軍及び大ドイツ国国防軍陸軍のHauptmannは騎兵隊ではRittmeister
  5. ドイツ連邦軍のStabskapitänleutnant、及びStabskapitänleutnantは1962年に新設。
  6. ロシア帝国陸軍のКапитан-поручикは1731年に廃止され、1798年から1884年までの期間にШтабс-капитанとして再び設置、1884年に再び廃止され、1909年に再導入。
  7. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  8. ロシア帝国陸軍のШтабс-капитанは騎兵隊と騎馬輜重兵団ではШтабс-ротмистр
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士官候補生

士官候補生は士官となるための教育を受けている者。便宜上下士官などの階級を与えられる場合と、独立した階級を与えられる場合がある。

士官候補生の階級呼称の一覧
日本海軍 少尉候補生
自衛隊 学生
ドイツ陸軍 Oberfähnrich /
Fähnrich /
Fahnenjunker /
Obergefreiter Offizieranwärter
ドイツ空軍
ドイツ海軍 Oberfähnrich zur See /
Fähnrich zur See /
Seekadett /
Obergefreiter Offizieranwärter
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Junker
(幹部候補生)
フランス陸軍 Aspirant
フランス海軍
フランス空軍 Aspirant de l'École de l'Air /
Aspirant
英国軍 Officer Cadet
韓国軍 準尉
中華民国軍 准尉
アメリカ陸軍 Cadet
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Midshipman
アメリカ空軍 Aviation Cadet
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准士官・下士官

准士官・下士官(または副士官)は兵士たちを統率し、士官を補佐する者。

准士官 (アメリカ軍)

アメリカ軍の准士官は、士官よりも下、下士官よりも上で、そのどちらにも属さない別個の階級であり、独自のキャリア制度を持っている。本来、厳密には高度な技術を備えた専門職のための階級である。特殊な例としては、軍の内部で発生した犯罪の捜査を行うCID(犯罪捜査部)の捜査官は、将校でも下士官でもないその特性が捜査に都合がよい事もあり准士官が充てられている。アメリカ海軍にはWarrant Officerの階級はないがChief Warrant Officerの階級はある。Chief Warrant Officerには給与等級E-7、E-8またはE-9に該当する階級から昇任できる。アメリカ陸軍やアメリカ海兵隊ではWarrant Officerには給与等級E-7未満に該当する階級からも昇任できる。アメリカ空軍の准士官は1986年に廃止された。

アメリカ軍における准士官の階級呼称の一覧
NATO階級符号 WO-5 WO-4 WO-3 WO-2 WO-1
待遇 中佐待遇 少佐待遇 大尉待遇 中尉待遇 少尉待遇
アメリカ陸軍 Chief Warrant Officer 5 (CW5) Chief Warrant Officer 4 (CW4) Chief Warrant Officer 3 (CW3) Chief Warrant Officer 2 (CW2) Warrant Officer 1 (WO1)
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍  

准士官・上級下士官

准士官は士官以外の階級では最上位であり、辞令をうけて士官に準ずる特権と待遇を与えられる。一般に先任の下士官が准士官へと昇任し、下士官から士官へ昇任する制度がない場合は、下士官兵からの経歴における最も上の階級である。なお、アメリカ軍の准士官は、ここで説明する准士官とは別の階級制度である。

アメリカ軍の最上級下士官に特有の職名に最先任特務曹長・最先任兵曹長がある。この職はアメリカ陸海空軍・海兵隊・沿岸警備隊の各軍種で最先任の下士官を代表し、各軍種においてそれぞれ一人だけが任命される。

准士官・上級下士官の階級呼称の一覧
  准尉・兵曹長
NATO階級符号 OR-9 OR-8
日本陸軍 准尉1  
日本海軍 兵曹長2  
陸上自衛隊 准陸尉3(Warrant Officer4) 陸曹長5(Sergeant Major4)
海上自衛隊 准海尉3(Warrant Officer4) 海曹長5(Chief Petty Officer4)
航空自衛隊 准空尉3(Warrant Officer4) 空曹長5(Senior Master Sergeant4)
中国人民解放軍 六级士官6(六級士官) 五级士官6(五級士官)
ドイツ帝国陸軍 Etatmäßiger Feldwebel Feldwebel
大ドイツ国国防軍陸軍 Stabsfeldwebel Hauptfeldwebel
大ドイツ国国防軍空軍
大ドイツ国国防軍海軍 Stabsoberfeldwebel zur See Stabsfeldwebel zur See
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Sturmscharführer Hauptscharführer
ドイツ連邦軍陸軍 Oberstabsfeldwebel Stabsfeldwebel Hauptfeldwebel
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Oberstabsbootsmann Stabsbootsmann Hauptbootsmann
フランス陸軍 Major Adjudant-chef Adjudant
フランス空軍
フランス海軍 Maître principal Premier maître
英国海軍 Warrant Officer Class 17 (WO1) Warrant Officer Class 27 (WO2)
英国海兵隊 Warrant Officer Class 1 (WO1) (Regimental Sergeant Major (RSM)) Warrant Officer Class 1 (WO1) (その他の職) Warrant Officer Class 2 (WO2) (Company Sergeant Major (CSM)) Warrant Officer Class 2 (WO2) (その他の職)
英国陸軍 Warrant Officer Class 1 (WO1) (最上級の職8) Warrant Officer Class 1 (WO1) (Regimental Sergeant Major (RSM)など9) Warrant Officer Class 1 (WO1) (その他の職) Warrant Officer Class 2 (WO2) (Company Sergeant Major (CSM)など10) Warrant Officer Class 2 (WO2) (その他の職)
英国空軍 Warrant Officer11 (WO)  
朝鮮人民軍 特務上士 上士
韓国軍 元士12 上士12
ロシア陸軍 Старший прапорщик13 (Starshij praporsshik14) Прапорщик (Praporsshik14)
ロシア空軍
ロシア海軍 Старший мичман13 (Starshij michman14) Мичман (Michman14)
中華民国軍 一等士官長15 二等士官長15
アメリカ陸軍 Sergeant Major of the Army16 (SMA) Command Sergeant Major17 (CSM) Sergeant Major18 (SGM) First Sergeant (1SG) Master Sergeant (MSG)
アメリカ海兵隊 Sergeant Major of the Marine Corps19 (SgtMajMC) Sergeant Major (SgtMaj) Master Gunnery Sergeant20 (MGySgt) First Sergeant (1st Sgt) Master Sergeant (MSgt)
アメリカ海軍 Master Chief Petty Officer of the Navy21 (MCPON) Force Master Chief Petty Officer (FMCPO) Command Master Chief Petty Officer (CMCPO) Master Chief Petty Officer (MCPO) Senior Chief Petty Officer (SCPO)
アメリカ空軍 Chief Master Sergeant of the Air Force22 (CMSAF) Command Chief Master Sergeant23 (CCM) Chief Master Sergeant24 (CMSgt) Senior Master Sergeant24 (SMSgt)
上に記した表の注釈
  1. 日本陸軍の准尉は、1932年に特務曹長から改称。
  2. 日本海軍の兵曹長は次のように変遷。1886年7月12日、兵曹上長及び兵曹長の呼称を上等兵曹に改定。1897年9月16日、准士官に兵曹長を設置し高等官(少尉相当官)とする。1915年12月2日、兵曹長の官階を准士官から新設した特務士官に変更。1920年4月1日、特務士官で最も上の階級を大尉相当官に改め特務大尉と特務中尉を新設、兵曹長を特務少尉に改称し、同時に准士官の上等兵曹を兵曹長に改称。
  3. 自衛隊の准尉、すなわち准陸尉、准海尉および准空尉は、1970年5月に新設。
  4. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  5. 自衛隊の曹長、すなわち陸曹長、海曹長および空曹長は、1980年11月に新設。
  6. 中国人民解放軍では2000年に階級呼称を大きく変更している。六级士官(六級士官)は、四级军士长(四級軍士長)四级专业军士(四級専業軍士)三级军士长(三級軍士長)及び三级专业军士(三級専業軍士)であった。五级士官(五級士官)は、二级军士长(二級軍士長)及び二级专业军士(二級専業軍士)であった。
  7. 英国海軍では2004年4月1日にWarrant Officer (WO)Warrant Officer Class 1 (WO1)に改称し、Warrant Officer Class 2 (WO2)を導入。かつては、通常はOR-7であるが、他のChief Petty Officer (CPO)よりも上の、Charge Chief Petty Officer (CCPO)の階級があり、Charge Chief Artificer (高度な資格がある技術職のCCPO)にNATO OR-8の地位が与えられることもあったが、それでもなお英国陸軍や英国海兵隊のWO2よりも下のままであった。WO2導入時に、CCPOは全員WO2に昇任。
  8. 英国陸軍のWarrant Officer Class 1 (WO1)で最上級の職は、上から順に、英国輜重兵団所属のConductor (Cdr)Academy Sergeant Major (AcSM)、ロンドン地区のGarrison Sergeant Major (GSM)
  9. 英国陸軍のWarrant Officer Class 1 (WO1)のうちRegimental Sergeant Major (RSM), Garrison Sergeant Major (GSM)、及び近衛騎兵隊のRegimental Corporal Major (RCM)を含む。これらの職はこの表で同等のアメリカ軍の階級と職務が似ているが、他のWO1と同じ階級である。
  10. 英国陸軍のWarrant Officer Class 2 (WO2)のうちCompany Sergeant Major (CSM), Squadron Sergeant Major (SSM)、英国砲兵隊のBattery Sergeant Major (BSM)、近衛騎兵隊のSquadron Corporal Major (SCM)、及び Band Sergeant Majorを含む。これらの職はこの表で同等のアメリカ軍の階級と職務が似ているが、他のWO2と同じ階級である。
  11. 英国空軍では1939年にWarrant Officer Class IWarrant Officer (WO)に改称。また、同年Warrant Officer Class II廃止。
    1930年代までの別名Sergeant Major 1st Class及びSergeant Major 2nd Class
  12. 韓国軍の元士及び上士は、1962年以前はそれぞれ特務上士及び一等上士
  13. ロシア軍のСтарший прапорщик及びСтарший мичманは、ソビエト連邦時代の1981年に新設。
  14. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  15. 中華民国軍の一等士官長二等士官長及び三等士官長は、1959年新設。
  16. アメリカ陸軍のSergeant Major of the Armyは、1968年に新設。陸軍最先任特務曹長。
  17. アメリカ陸軍のCommand Sergeant Majorは、1968年にSergeant Majorから改称。1965年から1968年までSergeant Major
  18. アメリカ陸軍のSergeant Majorは、1958年新設。途中1965年から1968年までの間Chief Master Sergeant
  19. アメリカ海兵隊のSergeant Major of the Marine Corpsは、1960年新設。海兵隊最先任特務曹長。
  20. アメリカ海兵隊のMaster Gunnery Sergeantは、1960年新設。
  21. アメリカ海軍のMaster Chief Petty Officer of the Navyは、海軍最先任兵曹長。
  22. アメリカ空軍のChief Master Sergeant of the Air Forceは、1967年に新設。空軍最先任特務曹長。
  23. アメリカ空軍のCommand Chief Master Sergeantは、1994年に新設。
  24. アメリカ空軍のChief Master Sergeant及びSenior Master Sergeantは、1959年に新設。

下士官

下士官の階級呼称の一覧
  曹長・上等兵曹 軍曹・一等兵曹 伍長・二等兵曹
NATO階級符号 OR-7 OR-6 OR-5
日本陸軍 曹長 軍曹1 伍長2
日本海軍 上等兵曹3 一等兵曹3 二等兵曹3
陸上自衛隊 一等陸曹(Master Sergeant4) 二等陸曹(Sergeant 1st Class4) 三等陸曹(Sergeant4)
海上自衛隊 一等海曹(Petty Officer 1st Class4) 二等海曹(Petty Officer 2nd Class4) 三等海曹(Petty Officer 3rd Class4)
航空自衛隊 一等空曹(Master Sergeant4) 二等空曹(Technical Sergeant4) 三等空曹(Staff Sergeant4)
中国人民解放軍 四级士官5(四級士官) 三级士官5(三級士官) 二级士官5(二級士官)
ドイツ帝国陸軍 Feldwebel Vizefeldwebel Sergeant Unteroffizier
大ドイツ国国防軍陸軍 Hauptfeldwebel Oberfeldwebel Feldwebel Unterfeldwebel Unteroffizier
大ドイツ国国防軍空軍
大ドイツ国国防軍海軍 Stabsfeldwebel zur See Oberfeldwebel zur See Feldwebel zur See Obermaat Maat
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Hauptscharführer Oberscharführer Sharführer Unterscharführer
ドイツ連邦軍陸軍 Hauptfeldwebel Oberfeldwebel Feldwebel Stabsunteroffizier Unteroffizier
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Hauptbootsmann Oberbootsmann Bootsmann Obermaat Maat
フランス陸軍   Sergent-chef /
Maréchal-des-logis-chef6
Sergent /
Maréchal-des-logis6
フランス海軍 Maître Second-maître
フランス空軍 Sergent-chef Sergent
英国海軍 Chief Petty Officer (CPO)7 Petty Officer (PO)
英国海兵隊 Colour Sergeant (CSgt) Sergeant (Sgt)
英国陸軍 Staff Sergeant8 (SSgt) /
Staff Corporal9 (SCpl)
Sergeant (Sgt) /
Corporal of Horse9 (CoH)
英国空軍 Flight Sergeant (FS) Chief Technician10 (CT) Sergeant (Sgt)
朝鮮人民軍 中士11 下士11 上級兵士11
韓国軍 中士12 下士12 兵長12
ロシア陸軍 Старшина13 (Starshina14) Старший сержант (Starshij serzhant14) Сержант (Serzhant14)
ロシア空軍
ロシア海軍 Главный корабельный старшина13 (Glavnyj korabelnyj starshina14) Главный старшина (Glavnyj starshina14) Старшина первой статьи (Starshina pervoj stati14)
中華民国軍 三等士官長15 上士 中士
アメリカ陸軍 Sergeant First Class (SFC) /
Platoon Sergeant
Staff Sergeant16 (SSG) Sergeant (SGT)
アメリカ海兵隊 Gunnery Sergeant (GySgt) Staff Sergeant (SSgt) Sergeant (Sgt)
アメリカ海軍 Chief Petty Officer (CPO) Petty Officer First Class (PO1) Petty Officer Second Class (PO2)
アメリカ空軍 Master Sergeant (MSgt) Technical Sergeant (TSgt) Staff Sergeant (SSgt)
上に記した表の注釈
  1. 日本陸軍の軍曹は、1886年から1905年まで一等軍曹。
  2. 日本陸軍の伍長は、1886年から1905年まで二等軍曹。また、1886年以前のフランス式軍制ではこの階級も軍曹で、伍長はさらに下の階級。
  3. 日本海軍では、1942年11月1日の階級呼称の変更で一等兵曹を上等兵曹に、二等兵曹を一等兵曹に、三等兵曹を二等兵曹に改称。
  4. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  5. 中国人民解放軍では2000年に階級呼称を大きく変更している。四级士官(四級士官)は、一级军士长(一級軍士長)及び一级专业军士(一級専業軍士)であった。三级士官(三級士官)は、上士であった。二级士官(二級士官)は、中士であった。
  6. フランス陸軍のSergent-chef及びSergentは、憲兵隊、機甲兵団、騎兵隊、砲兵隊および輜重兵隊ではMaréchal-des-logis-chef及びMaréchal-des-logis
  7. 英国海軍では、かつては、通常はOR-7であるが、他のChief Petty Officer (CPO)よりも上の、Charge Chief Petty Officer (CCPO)の階級があり、Charge Chief Artificer (高度な資格がある技術職のCCPO)にNATO OR-8の地位が与えられることもあったが、それでもなお英国陸軍や英国海兵隊のWarrant Officer Class 2 (WO2)よりも下のままであった。2004年4月1日にWO2を導入した時に、CCPOは全員WO2に昇任。
  8. 英国陸軍のStaff Sergeantsは、Company Quartermaster Sergeantのような他の職名も持つことができる。なお、歩兵連隊においては、職名ではないがColour Sergeant (CSgt)の肩書きが使用される。
  9. 英国陸軍のStaff Corporal、及びCorporal of Horseは近衛騎兵。
  10. 英国空軍のChief Technicianは、技術的な兵科と軍楽隊のみ。
  11. 朝鮮人民軍では1998年以前に階級呼称を変更している。
    中士に該当する階級はなかった。下士は、上士であった。上級兵士は、中士であった。
  12. 韓国軍では1962年に階級呼称の変更している。中士は、二等上士であった。下士は、一等中士であった。兵長は、二等中士であった。
  13. ロシア軍のСтаршина及びГлавный корабельный старшинаは、ソビエト連邦時代の1972年に新設。
  14. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  15. 中華民国軍の一等士官長二等士官長及び三等士官長は、1959年に新設。
  16. アメリカ陸軍のStaff Sergeantは、1965年に導入。
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兵卒

兵長・上等兵・一等兵・二等兵

兵卒の階級呼称の一覧
  兵長 上等兵 一等兵 二等兵
NATO階級符号 OR-4 OR-3 OR-2 OR-1
日本陸軍 兵長1 上等兵2 一等兵3 二等兵3
日本海軍 水兵長4 上等水兵4 一等水兵4 二等水兵4
陸上自衛隊 陸士長(Leading Private5) 一等陸士(Private 1st Class5) 二等陸士(Private5) 三等陸士6 (Recruit5)
海上自衛隊 海士長(Leading Seaman5) 一等海士(Seaman5) 二等海士(Seaman Apprentice5) 三等海士6 (Seaman Recruit5)
航空自衛隊 空士長(Airman 1st Class5) 一等空士(Airman 2nd Class5) 二等空士(Airman 3rd Class5) 三等空士6 (Airman Basic5)
中国人民解放軍陸軍 一级士官7(一級士官) 上等兵 列兵
中国人民解放軍空軍
中国人民解放軍海軍 水兵
ドイツ帝国陸軍   Obergefreiter Gefreiter Oberschütze8 Schütze8
ドイツ帝国海軍 Obermatrose Matrose
大ドイツ国国防軍陸軍 Stabsgefreiter9 Obergefreiter10 Obergefreiter11 Gefreiter Oberschütze8 Schütze8
大ドイツ国国防軍海軍 Oberstabsgefreiter Stabsgefreiter Hauptgefreiter Obergefreiter Gefreiter Matrose
大ドイツ国国防軍空軍 Stabsgefreiter12 Flieger
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
  Rottenführer Sturmmann Oberschütze Schütze
ドイツ連邦軍陸軍 Oberstabsgefreiter13 Stabsgefreiter13 Hauptgefreiter Obergefreiter Gefreiter Soldat14
ドイツ連邦軍海軍
ドイツ連邦軍空軍
フランス陸軍 Caporal-chef de première classe15 Caporal-chef /
Brigadier-chef16
Caporal /
Brigadier16
Soldat de première classe17 Soldat de deuxième classe17
フランス海軍 Quartier-maître de première classe Quartier-maître de deuxième classe Matelot breveté Matelot
フランス空軍 Caporal-chef Caporal Aviateur de première classe Aviateur
英国海軍 Leading Rate19   Able Rating20  
英国海兵隊18 Corporal (Cpl) Marine21 (Mne) /
Musician (Mus) /
Bugler
英国陸軍18 Corporal (Cpl) /
Bombardier22 (Bdr) /
Lance-Sergeant23 (LSgt) /
Lance Corporal of Horse24 (LCoH)
Lance Corporal (LCpl) /
Lance Bombardier22 (LBdr)
Private (Pte) (Class 1からClass 3)など25 Private (Pte) (Class 4)など25 /
Junior26
英国空軍18 Corporal (Cpl)   Junior Technician27 (JT) Leading Aircraftman (LAC) Senior Aircraftman (SAC) Aircraftman (AC)
朝鮮人民軍 中級兵士28 下級兵士28 戰士
韓国軍 上兵29 一兵 二兵 無等兵
ロシア陸軍 Младший сержант30 (Mladshij serzhant31) Ефрейтор (Yefrejtor31) Рядовой (Ryadovoj31)
ロシア空軍
ロシア海軍 Старшина второй статьи30 (Starshina vtoroj stati31) Старший матрос (Starshij matros31) Матрос (Matros31)
中華民国軍 下士32 上等兵 一等兵 二等兵
アメリカ陸軍 Corporal33 (CPL) Specialist34 (SPC) Private First Class35 (PFC) Private36 (PV2) Private (PV1)
アメリカ海兵隊 Corporal33 (Cpl) Lance Corporal37 (LCpl) Private First Class (PFC) Private (Pvt)
アメリカ海軍 Petty Officer Third Class33 (PO3) Seaman (SN) Seaman Apprentice (SA) Seaman Recruit (SR)
アメリカ空軍 Senior Airman38 (SrA) Airman First Class39 (A1C) Airman39 (Amn) Airman Basic39 (AB)
上に記した表の注釈
  1. 日本陸軍の兵長は、1940年9月13日新設。なお、階級新設前は伍長勤務上等兵。
  2. 日本陸軍の上等兵は、フランス式軍制を採用していた1886年までは伍長。
  3. 日本陸軍では1932年に階級呼称の変更があり、一等卒を一等兵に、二等卒を二等兵に改称。
  4. 日本海軍の兵は科毎の呼称があり、1945年5月15日の時点で次のような呼称があった。兵科は水兵、航空科は航空兵、整備科は整備兵、機関科は機関兵、工作科は工作兵、軍楽科は軍楽兵、衛生科は衛生兵、主計科は主計兵、技術科は技術兵、法務科は法務兵。なお、1942年11月1日に階級呼称が変更されており、一等水兵を水兵長に、二等水兵を上等水兵に、三等水兵を一等水兵に、四等水兵を二等水兵に改称。五等水兵などは1920年4月1日に廃止。
  5. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  6. 自衛隊の三士、すなわち三等陸士、三等海士及び三等空士は、15歳以上17歳未満の男子で中学校などの卒業者を対象に募集している自衛隊生徒として採用された自衛官の最初の階級。三等陸士の場合、採用後1年6ヶ月の教育と訓練で二等陸士に昇任する。
  7. 中国人民解放軍では2000年に階級呼称を大きく変更している。下士官の階級である一级士官(一級士官)は、下士であった。
  8. ドイツ帝国陸軍及び大ドイツ国国防軍陸軍のSchütze (Oberschützeを含む)は、兵科によってKanonier(砲兵)、Reiter(騎兵)、Grenadier(歩兵)などの呼称もある。
  9. 大ドイツ国国防軍陸軍のStabsgefreiterは1942年廃止。
  10. 大ドイツ国国防軍陸軍のObergefreiterのうち軍歴6年以上は、1936年導入。
  11. 大ドイツ国国防軍陸軍のObergefreiterのうち軍歴6年未満。
  12. 大ドイツ国国防軍空軍のStabsgefreiterは1944年廃止。
  13. ドイツ連邦軍のOberstabsgefreiter及びStabsgefreiterは、1962年導入。
  14. ドイツ連邦軍のSoldatは、兵科によって次のような呼称がある: Flieger (Flg, S) (飛行兵)、Funker (Fu, S) (通信兵)、Grenadier (Gren, S) (歩兵)、Jäger (Jg, S) (猟兵、山岳兵、空挺兵、憲兵)、Kanonier (Kan, S) (砲兵)、Matrose (Matr, S) (水兵)、Pionier (Pi, S) (工兵)、Panzerfunker (PzFu, S) (機甲通信兵)、Panzergrenadier (PzGren, S) (機甲歩兵)、Panzerjäger (PzJg, S) (機甲猟兵)、Panzerkanonier (PzKan, S) (機甲砲兵)、Panzerpionier (PzPi, S) (機甲工兵)、Panzerschütze (PzSchtz, S) (機甲偵察兵)、Sanitätssoldat (SanSdt, S) (衛生兵)、Schütze (Schtz, S) (憲兵、ABC防護兵)。
  15. フランス陸軍のCaporal-chef de première classeは、1999年新設。
  16. フランス陸軍のCaporal-chef及びCaporalは、機甲兵団、騎兵隊、砲兵隊、輜重兵隊ではBrigadier-chef及びBrigadier
  17. フランス陸軍のSoldatは、兵科によって次のような呼称がある: fantassin(歩兵)、artilleur(砲兵)、sapeur(工兵、一例としてsapeur-pompiers de Parisパリの消防士)、chasseur(歩兵隊猟兵、山岳兵、騎兵隊猟兵)、dragon(竜騎兵)、cuirassier(機甲兵)、hussard(騎兵)、conducteur(輜重兵)。
  18. 英国海兵隊、英国陸軍及び英国空軍のOR-4及びOR-3は、下級下士官の階級。
  19. 英国海軍のLeading Rateは、英国海兵隊、英国陸軍及び英国空軍のCorporalよりも下。
  20. 英国海軍では、1999年4月1日Able RatingOrdinary Seamanを併合、Junior Rating廃止。
  21. 英国海兵隊では、1999年4月1日Marine 1st classMarine 2nd classを併合、Junior Marine廃止。
  22. 英国陸軍のCorporal及びLance Corporalは、英国砲兵隊ではBombardier及びLance Bombardier
  23. 英国陸軍のCorporalは、近衛歩兵旅団ではLance-Sergeant
  24. 英国陸軍のCorporalは、近衛騎兵隊ではLance Corporal of Horse
  25. 英国陸軍のPrivate (Pte)は、近衛騎兵隊、英国機甲兵団及び特殊空挺部隊(SAS)ではTrooper (Tpr)、英国砲兵隊ではGunner (Gnr)、英国工兵隊ではSapper (Spr)、英国信号兵団ではSignaller (Sig)、陸軍航空兵団ではAir Trooper (ATpr)、近衛歩兵連隊ではGuardsman (Gdm)、フュージリア連隊ではFusilier (Fus)、国王連隊ではKingsman、英国グリーン・ジャケッツ及び英国グルカ・ライフル隊ではRifleman (Rfm)、ハイランダーズではHighlander、英国電気機械工兵隊ではCraftsman (Cfn)、陸軍軍楽兵団ではMusician (Mus)、あるいはDrummer (Dmr), Trumpeter (Tptr), Bugler、またはPiper (Ppr)
  26. 英国陸軍のJuniorは、16歳からの年少新兵。
  27. 英国空軍のJunior Technicianは、技術的な兵科と軍楽隊のみ。
  28. 朝鮮人民軍では1998年以前に階級呼称を変更している。中級兵士下士下級兵士上等兵であった。
  29. 韓国軍では1962年に階級呼称の変更している。上兵下士であった。
  30. ロシア陸軍のМладший сержант及びロシア海軍のСтаршина второй статьиは、下士官の階級。
  31. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  32. 中華民国軍の下士は、下士官の階級。
  33. アメリカ陸軍とアメリカ海兵隊のCorporal、及びアメリカ海軍のPetty Officer Third Classは、下士官の階級。
  34. アメリカ陸軍のSpecialistは、1995年Specialist Fourから改称。
  35. アメリカ陸軍のPrivate First Classは、1965年から1968年までLance Corporal
  36. アメリカ陸軍のPrivate (PV2)は、1968年までPrivate 1st Class
  37. アメリカ海兵隊のLance Corporalは、1960年導入。
  38. アメリカ空軍では、下士官の階級であるSergeantを1992年廃止。Senior Airmanは、1952年から1976年までAirman 1st Class
  39. アメリカ空軍のAirman First Classは、1952年から1976年までAirman 2nd Class、1952年まではCorporalAirmanは、1952年から1976年までAirman 3rd Class、1952年まではPrivate 1st ClassAirman Basicは、1952年まではPrivate
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英語: Comparative military ranks

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