プラーナ文献■
百科事典からプラーナ文献とは、語義的には「古い物語」の意味で、一群のヒンドゥー教の聖典を指す。古文献のあるものは「第5のヴェーダ」と呼び、その多くの著述を、天の啓示を受けてこれらを伝えたというヴィヤーサ (Vyasa) のものとする。古いバラモン教の文献及び法典のなかで、通常イティハーサ (Itihasa) とともに言及され、前5世紀の語源学者ヤースカ (Yaska) も「古伝書の流れをくむ輩」の見解に触れ、後代の注釈家は、これを「プラーナの知者」「プラーナの流れをくむ輩」と注するから、古くヴェーダ解釈者の中に、このような一群の人々の存在が推定される。 |