ヒモムシ

意味・説明・定義・用語集

ヒモムシ

百科事典から

  • 無針綱 Anopla
  • 有針綱 Enopla

    ヒモムシは、紐形動物門に属する動物の総称である。体節がなく、滑らかで平たいひも状の体をしている。前頭部に長い吻(ふん)を持つことが特徴である。この吻は裏返しにして体内に格納することができる。体長の3倍の長さまで吻を伸ばす種もいる。通常捕食性で、この吻を獲物に巻きつけて捕らえる。また、吻の先端に毒針がついており、これを用いて他の動物を捕食する種もいる。体長は数ミリ~十数m。Lineus longissimus というヒモムシは体長30mに達し、無脊椎動物のなかでも最大の体長をもつ種の一つに挙げられる。多くの種が海産である。浅瀬の岩の間や泥の中から4000mの深海まで、広い範囲に生息している。湿った土壌や淡水中に生息する種もいる。

英語: Nemertina

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