ハムバッキング■
百科事典からハムバッキング(Hum-bucking)とは、主にエレクトリックギターや、ベースギター等において弦の振動を増幅して電気信号に変換する部品であるピックアップのノイズを低減する技術のひとつである。磁石にコイルを巻きつけたシングルコイルピックアップは、電磁誘導によって振動を増幅するが、周波数にして60Hz付近にノイズ(ハムノイズという)がのってしまう。このピックアップに、位相を逆にしたピックアップを対にして並べて直列につなぐと、逆位相によってハムノイズがキャンセルされ、ノイズが低減される仕組みである。シングルコイルピックアップはハムノイズがある代わりに元の振動を素直に増幅するが、ハムバッキングによる場合、出力が倍増し、倍音構成に変化が生まれ中低域の周波数が増幅され、高周波が弱くなる独特の癖のある音質になる。アンプにつないだばあい、出力が増加している分、音が歪みやすく、ロック音楽に欠かせないオーバードライブ、ディストーションサウンドを得やすい。 英語: Humbucking |