トマス・ベケット■
百科事典から
ベケット(Thomas Becket, 1118年 - 1170年12月29日)は、イングランド王ヘンリー2世の腹心と見なされていた人物で、1155年に大法官に任ぜられ、1162年にカンタベリー大司教に選ばれた。ところがヘンリー2世が王権を強化するためにクラレンドン法を制定して、「破戒僧は僧職を剥奪し、国王の裁判所に引き渡すべし」と教会に要求したのに対し「教会が特別な免除を受けることは、神聖な世襲財産である」という考えにより、彼は王と争うこととなり、迫害されてフランスに逃れた。
英語: Thomas Becket |