ツチハンミョウ

意味・説明・定義・用語集

ツチハンミョウ

百科事典から

ツチハンミョウは、コウチュウ目ツチハンミョウ科に属する昆虫である。有毒昆虫として、またハナバチ類に寄生する特異な習性をもつものとして有名である。

ツチハンミョウは、早春に山野に出現する、動きの鈍い昆虫である。全身は紺色の金属光沢があり、腹部は大きくてやわらかく前翅からはみ出している。触ると死んだ振り(偽死)をして、この時に脚の関節から黄色い液体を分泌する。この液には有毒なカンタリジンが含まれ、弱い皮膚につけば水膨れを生じる。昆虫体にもその成分が含まれる。同科のマメハンミョウも同様の成分があり、そのかぶれ毒は忍者も利用した。中国では暗殺用に用いられたともいわれる。

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