セミアクティブサスペンション■
百科事典からセミアクティブサスペンションとは、振動抑制装置付きサスペンション、アクティブサスペンションの一種である。 従来のフルアクティブサスペンションとは異なり振動抑制のために特別な動力源を用いず、外部から入力する振動エネルギーの一部を利用して作動する。そのためサスペンション駆動に必要なエネルギーを節約できるため省エネルギーになる。また制御失陥時にも通常のダンパーとして機能するため安全であること、そして構造が簡単かつコンパクトなため 比較的安価で搭載性に優れるという特徴がある。 しかしながら、発生できる力が限られている(例えば、制止状態から加振することはできない)ため、スカイフック理論をそのまま適用しても、アクティブサスペンションと同等の性能は得られない。それを克服するため、近年、非線形H∞(インフィニティ)制御理論に基づく制御手法が開発され、トヨタ自動車の一部の乗用車にH∞TEMSとして装備されている。 |