シャジャルッドゥッル(شجر الدر (Shajar al-Durr) ? - 1257年)は、アイユーブ朝のスルタン、サーリフの夫人で、マムルーク朝の初代君主(在位1250年)。イスラム世界の歴史においてきわめて珍しい女性の君主である。アイユーブ朝を引き継いでエジプトを支配したマムルーク朝は、初代スルタンにシャジャルドゥッルを継承したイッズッディーン・アイバクを数えることも多いが、事実上は、わずか3ヶ月であっても統治を行ったシャジャルッドゥッルが開いた。