キニーネ(Quinine)は、キナの樹皮に含まれるアルカロイドで、分子式C2OH24N2O2。1820年にキナの樹皮から分離・命名され、1908年に構造が判明、1944年にロバート・バーンズ・ウッドワードらにより化学合成に成功した。 マラリア原虫に特異的に毒性を示すほか解熱作用も有するため、マラリアの特効薬とされてきた。キニーネの構造を元にクロロキンなどの抗マラリア薬が合成されたが、キニーネのみマラリア原虫が耐性を持っていないために現在でも広く利用されている。化学合成もできるが、コストがかさむため医薬品としては現在でもキナから採集される。
英語: Quinine