オーランド諸島■
百科事典からオーランド諸島(スウェーデン語Åland,フィンランド語Ahvenanmaa)とは、バルト海、ボスニア湾の入り口に位置するフィンランドの自治領の島々。住民のほとんどはスウェーデン系で、公用語はスウェーデン語。フィンランドがスウェーデンからロシアに割譲されたとき、オーランドの割譲も余儀なくされたのが、今日のフィンランド領オーランドの発端である。1854年にクリミア戦争に参戦したイギリスはスウェーデンの参戦を確実にするため艦隊を派遣して同地のロシア軍を攻撃するが、これに対してロシアは新兵器の機雷を使ってバルト海を封鎖したことからイギリス軍は攻略を諦め、スウェーデンも参戦を断念。現在フィンランド政府によって、スウェーデンへの復帰を認められているが、帰属国を問う住民投票では現状を望む人が過半数を越える。スウェーデンに復帰すれば一つの県にすぎないが、フィンランドのもとでは大幅な住民自治を認められ、海洋国家であるオーランドにとって非常に自由が利くとされる。スウェーデンのストックホルムとフィンランドのヘルシンキ、トゥルクを結ぶフェリーのほとんどが首都マリエハムンの港に寄港する。距離的には、フィンランドよりスウェーデンのほうが近く、諸島の最西部と対岸のスウェーデンを結ぶ最短距離の航路だと、所要時間は2時間ほど。また、航空便もストックホルムとヘルシンキ、トゥルクから飛んでいる。
英語: Åland ■
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