おもろとは歌の意で、沖縄方言の「思い」から来た語である。沖縄の古い歌謡であり、14世紀末、中国大陸から三弦の伝来する以前に行なわれた歌曲の中心をなすもの。もっぱらノロ(巫女)や神職によって歌われたものが本体であるが、その後男子が王城で節句の時などに歌うようになり、これは「王府のおもろ」と呼ばれた。